長野自動車道の岡谷JCT~岡谷IC間に位置する岡谷高架橋(プレストレストコンクリート5径間連続ラーメン箱桁橋)の補修工事にご利用頂きました。交差物件がJR中央本線であることから、線路閉鎖中の限られた作業時間でも効率的に足場設置作業が可能であるラック足場をご採用頂きました。
- 所在地/都道府県
- 長野県
- 発注者
- 東日本旅客鉄道株式会社長野支社
- 施工会社
- 東鉄工業株式会社
- 御利用開始日
- H27.10
- 現地作業員のラック足場施工経験
- 初めて
- ラック足場取扱指導員の派遣の有無
- 有
ラック足場の施工実績をご紹介いたします。
主な施工実績は以下の通りです。その他の施工実績は下記PDFからご覧ください。
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長野自動車道の岡谷JCT~岡谷IC間に位置する岡谷高架橋(プレストレストコンクリート5径間連続ラーメン箱桁橋)の補修工事にご利用頂きました。交差物件がJR中央本線であることから、線路閉鎖中の限られた作業時間でも効率的に足場設置作業が可能であるラック足場をご採用頂きました。
秋田南バイパス(一般国道7号)の雄物川に架かる雄物大橋(一期線)(5径間連続ポストテンション方式PC箱桁橋)の点検作業に御利用頂きました。一期線の両隣には水管橋と二期線が存在するため、橋梁点検車による点検が困難であったことから、ラック足場を御採用頂きました。設置径間は5径間であるため、ラック足場1基を高水敷にて設置し、径間ごとに盛替えながら点検作業を行って、対岸まで進んでいく工法を御採用頂きました。橋脚を越えてラック足場を盛替える際は、車線規制や台船が全く不要であったため、道路利用者の方々への影響はほとんどありませんでした。また、ブラケットを使って走行レールを地覆から吊り下げる構造とすることで、あと施工アンカーを使用することなく設置することができました。なお、中段足場を使用することで2.7mの桁高変化にも対応致しました。
日田バイパス(一般国道210号)に架かる琴平大橋(8径間ポストテンション方式 PC 単純 T桁橋)の補修工事に御利用頂きました。壁高欄天端の高欄支柱からチェーンにて走行レールを取り付けることで、あと施工アンカーを全く使用することなくラック足場を設置致しました。また、交差物件である市道上での足場設置作業の内容が走行レールの取り付けのみであったことから、市道上での足場設置作業期間の短縮にご協力することができました。
東京外環自動車道の高州高架橋(鋼5径間連続2主混合桁橋、鋼5径間連続2主鈑桁橋)の新設工事に御利用頂きました。全面吊足場設置の際に必要な国道の交通規制を削減するために、ラック足場を御採用頂きました。全面吊足場設置作業箇所の下方をラック足場が先行して覆うことで、国道上の交通規制を不要とすることができました。
関越自動車道の片品川橋(鋼3径間連続トラス橋3連)の上部工耐震補強工事に御利用頂きました。地上からトラス下弦材までの高さが55m以上あり、大型クレーンによる地上からの仮設資材供給を全ての箇所に対して行うことが困難なため、ラック足場にて仮設資材運搬を行いました。これにより、資材運搬のために発生する関越自動車道の交通規制の削減にご協力させて頂きました。また、仮設作業箇所や耐震補強部材取込箇所の下方へラック足場を先行させることで移動式の養生設備としても御利用頂き、より一層の安全作業にもご協力させて頂きました。なお、本橋梁には主構高が25mから14mへと変化する箇所がありますが、その箇所においても問題なくラック足場を御利用頂きました。
国道357号(湾岸道路)【根岸地区】における磯子高架橋(その1)工事の新設工事に御利用頂きました。磯子高架橋は横浜市道181号線を跨いでおり、この市道上での吊足場設置作業期間の短縮のため、ラック足場を御採用頂きました。市道脇の工事ヤードにて市道幅員を全てカバーできる長さのラック足場(幅員方向19m×橋軸方向24m)を地組・吊上げし、後日、夜間作業中に市道上まで走行致しました。ラック足場御採用により、市道上での吊足場設置作業期間は夜間作業の二夜だけとすることが可能となりました。ラック足場を『移動式吊足場工法』としてではなく、『レールを使って足場を送り出すことで全面吊足場を迅速に施工する工法』として御採用頂いた現場です。
神戸新交通ポートアイランド線のポートピア大橋(下路式ローゼ橋)の塗装塗替工事に御利用頂きました。桁下面および桁側面の吊ピースの取付ピッチが大きいため吊足場の設置が通常よりも難しいこと、ラック足場での塗装塗替工事の実績が有ること等の理由から今回の塗装塗替工事においてもラック足場を御採用頂きました。桁高変化が5.6m(2m~7.6m)あることから、桁下面用ラック足場1基・桁側面用ラック足場2基の計3基を1セットとして使用する方法をご提案させて頂きました。
三重県道128号鳥羽阿児線(パールロードシーサイドライン)の生浦湾に架かる麻生の浦大橋(ニールセンローゼ橋)の耐震対策工事に御利用頂きました。局所的な耐震補強箇所が主径間全体に渡って存在することから、一定範囲の足場が移動することで全範囲をカバーすることができるラック足場を御採用頂きました。ラック足場の特性を生かし、耐震補強部材の運搬、仮設足場の省資材化、足場設置・解体作業の工期短縮にご協力させて頂きました。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の相模原I.C.~高尾山I.C.間に位置する串川橋(PC3径間連続ラーメン箱桁橋)の施工に御利用頂きました。本橋梁は、A1~P2間が2箱桁橋、ランプ合流後のP2~A2間が3箱桁橋であり、箱桁間に中間横桁が存在する形式のPC箱桁橋です。ラック足場は、この横桁施工時における支保工構築および横桁横締PC鋼材の足場として御採用頂きました。幅員変化が4m(27.5m~31.5m)、桁高変化が5m(4m~9.5m)という大規模かつ難易度の高い橋梁でしたが、施工会社様の綿密な計画および適切なご指示のもと、ラック足場設置のご協力をさせて頂きました。
中浜橋(2径間単純プレテンション方式PC中空床版橋)の補修工事に御利用頂きました。
上部工の構造特性により桁下面へのあと施工アンカー打設を避ける必要があったため、これらが不要となるラック足場を御採用頂きました。ラック足場の御採用により、主構造である橋桁を一切傷めること無く足場を設置頂くことが可能となりました。また、交差物件が航路となっていましたが、作業時以外はラック足場移動床を航路外へと移動させることで航行船舶への影響を最小限とすることが可能となりました。