秋田南バイパス(一般国道7号)の雄物川に架かる雄物大橋(一期線)(5径間連続ポストテンション方式PC箱桁橋)の点検作業に御利用頂きました。一期線の両隣には水管橋と二期線が存在するため、橋梁点検車による点検が困難であったことから、ラック足場を御採用頂きました。設置径間は5径間であるため、ラック足場1基を高水敷にて設置し、径間ごとに盛替えながら点検作業を行って、対岸まで進んでいく工法を御採用頂きました。橋脚を越えてラック足場を盛替える際は、車線規制や台船が全く不要であったため、道路利用者の方々への影響はほとんどありませんでした。また、ブラケットを使って走行レールを地覆から吊り下げる構造とすることで、あと施工アンカーを使用することなく設置することができました。なお、中段足場を使用することで2.7mの桁高変化にも対応致しました。
- 所在地/都道府県
- 秋田県
- 発注者
- 国土交通省東北地方整備局東北技術事務所
- 施工会社
- 株式会社伊藤組
- 御利用開始日
- H26.11
- 現地作業員のラック足場施工経験
- 有
- ラック足場取扱指導員の派遣の有無
- 有